Comfortable life with Implants
第2の永久歯と呼ばれる
インプラントで快適な生活を
インプラントは骨に直接チタン製のネジを埋め込み、そこに歯を作る処置です。骨を土台とする歯を作ることができるため、しっかりと噛み締めることができ、入れ歯のようにずれたり外れたりすることも、ブリッジのように他の歯に負担をかけることもありません。見た目も天然歯とほとんど変わらないため審美的です。
お口の環境がインプラント治療の
成功率に関与します
よく患者様から「どれくらいもつんですか?」という質問を受けます。せっかくインプラント治療を行うのであれば、できるだけ長持ちして欲しい、と誰もが考えるでしょう。お口の中の環境や骨の状態、さまざまな条件があるため、一概に何年とは言えませんが、しっかりとメンテナンスを受け歯ブラシを行えば、かなり長期間にわたって使用することができます。平成26年に厚生労働省の委託を受けて行われた調査では、90%以上が10~15年以上生存していることがわかっており、成功率は近年更に上昇傾向にあります。
ちなみに世界で初めて現代型インプラントの治療を受けた患者様は、治療後亡くなるまで41年もの間、問題なくインプラントを使用できていたそうです。
インプラントは全てが人工物でできているため、虫歯になることはありません。しかしお口のメンテナンスを怠ると、歯周病のような症状「インプラント周囲炎」を引き起こす可能性があります。インプラントは構造上、インプラントと歯茎の間に汚れが溜まりやすく、通常の歯磨きだけでは除去しづらいため、歯科医師や歯科衛生士によるケアが必要なのです。また、インプラント治療前に歯周病を治療しておくことも重要です。お口の中に歯周病菌が大量に残存していると、インプラント周囲炎が起きやすくなります。
歯を失った場合の治療法
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ブリッジ
なくなった歯の両側に歯が残っていれば、その歯にかぶせ物をできるように大きく削り、その歯を支えとして橋のように人工歯を架けます。両側の歯の負担が非常に大きいですが、元の歯に近い状態にすることができ、違和感も少ないと言われています。
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義歯
歯のない所に人工歯を配置し、歯が残っていればその歯に金属のバネをかけて安定させます。食事後は外してお手入れしていただく必要があり、特に保険の入れ歯では外れやすい、ずれて痛いといった症状が起こることが多くあります。
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歯の移植
親知らずがきれいに残っていて、抜歯が簡単にできる場合、親知らずを歯が抜けた部分に移植することもできますが、非常に生着率(くっつく確率)が低く生着後も根の治療やかぶせ物の治療が必要となるため、治療期間はかなり長く治療回数も多くなります。
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インプラント
インプラントはブリッジのように他の歯に大きな負担をかけることも、入れ歯のように外れたりずれて痛みが出るといったリスクもほとんどありません。しっかりと噛むことができ、見た目も良く、機能的にも審美的にも優れた新しい治療法です。
インプラント治療とは?
当院では患者様により快適な生活を送っていただけるよう、Zimmer Biomet Dental社が提供する「スプラインHAインプラント」を治療に使用しています。このインプラントはハイドロキシアパタイトという物質でコーティングされた純チタン製です。ハイドロキシアパタイトはリン酸カルシウムの一種で骨の主成分でもあります。骨とインプラントの結合を素早く強固なものにする役割があるため、治療期間の短縮が見込め、その品質の高さから、耐久性にも優れています。世界中で使用され、良好な治療結果を残しているインプラントを使用することで、より長く快適な生活を送っていただきたいと思っています。
精密な治療を実現する歯科用CT
西浦和クリニックプラザは安全なインプラント治療を実現する高精度の歯科用CTを完備しています。歯科用CTは顎の骨の立体的な構造を撮影できるレントゲン機です。顎の骨の中にある神経と血管の位置や走行、骨の形や厚み、骨密度など知ることができます。インプラント治療は外科処置を必要とするため、骨の状態や傷付けてはいけない組織を把握することで安全・安心に治療を行うことができます。
FLOW インプラント治療の流れ
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カウンセリング
お悩みやご希望についてお伺いします。手術に必要な全身状態についてもお伺いしますので、普段飲んでいるお薬がある方は、お薬手帳をお持ちください。全身状態の確認のために、照会状を書かせていただく場合もあります。
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精密検査
歯科用CTによるレントゲン撮影や歯周病の検査などを行い、骨の状態や噛み合わせなどを考慮してインプラント治療が可能かどうかを判断します。
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治療計画ご案内
精密検査の結果に基づき、治療計画を立てます。複数のプランが考えられる場合には患者様とご相談の上治療方針を決定していきます。予想される治療期間やご費用についてもお話しさせていただきます。
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インプラント埋入手術
麻酔をしてインプラントを顎の骨に埋め込みます。痛みはほとんど感じませんが、押されるような感覚は残ります。手術後は痛み止めなどをお出ししますので、用法用量を守って服用してください。
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アバットメント装着
インプラント体が骨と結合したら土台となるアバットメントを装着します。歯茎が安定するのを待って、かぶせ物の型取りを行います。最終の歯が入るまでは仮の歯を装着します。
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上部構造装着
咬み合わせを緊密に整えてかぶせ物である上部構造を装着して治療は完了です。
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メンテナンス
治療が終わったら、メンテナンスに移行します。インプラントは細菌の感染に弱いため、歯科医師や歯科衛生士といったプロによるケアが必要です。
当院での症例
CASE1 症例1
- BEFORE
- AFTER
治療名 | 臼歯部インプラント治療 |
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主訴 | 歯根破折。 |
治療期間 | 7ヶ月 |
治療金額 | 418,000円 |
治療のリスク | 術後腫れることがある。 |
CASE2 症例2
- BEFORE
- AFTER
治療名 | 臼歯部インプラント治療 |
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主訴 | 虫歯で歯を失った。 |
治療期間 | 7ヶ月 |
治療金額 | 418,000円 |
治療のリスク | 治療中響く感じがすることがある。 |
CASE3 症例3
- BEFORE
- AFTER
治療名 | 臼歯部インプラント治療 |
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主訴 | 入れ歯が入れられない。 |
治療期間 | 4ヶ月 |
治療金額 | 1,400,000円 |
治療のリスク | 治療中に響くことがある。 |
CASE4 症例4
- BEFORE
- AFTER
治療名 | 臼歯部インプラント治療 |
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主訴 | 入れ歯が入れられない。 |
治療期間 | 4ヶ月 |
治療金額 | 869,000円 |
治療のリスク | 術後腫れる可能性がある。 |